日々苦しみしか感じなかったとある年配の方。

常に”痛いところ”があり

常に”つらいところ”がある

そして、表情は曇る　

眉間に皺がより呼吸は浅くなる

痛みは悪いものである

そんな捉え方の先には残念だがそれより”よくなる”はないだろう。

そんなときに出てくるマイナスな思考を

”こんな考え方をしてはいけない・・・”

”もっとこんな考え方をして・・・でも・・・”

としているたびにどんどん疲弊していく

そんなパターンはよくある話だ。

モーシェフェルデンクライスがいう。

感情や思考はたった何パターンしかないが

運動は無数のパターンを持つ

そう、だから”動き”を介して

我々はアプローチしようとしている。

心を心で整理するのには限界がある。

心を心で整理できるのは

同時に”身体感覚”が捉えられている人だけ

単体でアプローチするには無理がある。

ただ瞑想するのもいいが

身体が整っていないと

ただただ”辛い”しかでず

瞑想も、迷走になる。

いわば迷子。

どこにいったらいいんだか・・・

誰も助けてくれない・・・

そう、また誰かのせいにして

気を澄ませようとしてしまうだろう。

気持ちはわかる。

病院にいって　どうにもできなかったとき

「どこに行ったら助かるのか」

「どこにいったら変われるのか」

本当にそう感じてきたから

みんながそう感じるのもわかる。

とあるレッスンを共に受けている人が

「レッスンを受けていて、１日に数分だけど　幸せだなって思えることが増えたんです」

と、おっしゃっていて。

これは本当にすごいこと。

「痛みがなくなったわけじゃないけど、なにかが変わってきた」

時間をかけたことで現れる”実感”

実感が出るまでに

どれだけ”想像”と”創造”をしてきたことか。

実感が出るまで

どれだけ”無意識”と対話してきたのか

それは”意識”を通じて行っていく作業。

陰主陽従

小さなことかもしれないが

それを続けてみることが

どれだけ大事が

レッスンを受けるその方のコメントから

また学べた一日になりました。

”諦める”　ことはありません。

そもそも、この”諦める” という時

諦：たい

と、読みますが

語源は

”明らかにする”

”つまびらかにする”という意味だったりします。

世の中では

「ギブアップする」という意味が基本かと思いますが

実は真逆の意味を持つ言葉。

諦＝真理・道理

つまりは、本質への道に進むことが

諦めること。

言葉は正しく使うことの大切さが

また身に沁みますね。

諦めることはない

ではなく

正しく、諦めなさい

なんです。

それこそが、あなたに本当に必要な運を掴むための作業であって

運を掴むためにあなたはもっと”行動するべき”

それこそが　”運動”

2023年はどんな”運動”しますか？

身体を停止する世の中の運動は、どう考えたらいいですか？

行動を止めてしまうトレーニングが

本当にあなたのためになっていればいいんですが。

（外側運動制御系へのアプローチとして一時的に使うことはとてもよしです^-^）

何事も使い方

そして、やっぱりここでも

表向きの言葉は、ほとんど”真逆の意味合い”を持つようですね^^

運動と運動

諦めると諦める

世の中で伝わることば　と　本質の言葉

表面的な勉強にとどまらず

その先に進めるかどうか

これからさらに試されそうです。

それでは、今日も良い一日をお過ごしください^^

hama