YOGA THERA

”足底腱膜炎”と”呼吸”


ヨガセラ 白浜です

 

 

さて、今回は一つの病名から一つのパターンをご紹介しますね

 

 

足底腱膜炎とは

 

 

 

足底腱膜炎 という 診断名があります.

 

 

医学的に言うと、

足底腱膜という足の裏にあるシート(筋肉の端っこ、もしくは筋肉が付着する膜)の

部分に炎症がかかった状態 であります

 

 

ここには、足の指を曲げたりする筋肉や、

足のアーチ構造を保つための組織がたくさんあります

血液もそこそこ豊富です

腱組織、膜組織が非常に豊富で、ショック吸収のための脂肪組織も

たくさんあります

 

 

人体解剖してみるとわかりますが、

脂肪組織だらけすぎて、筋肉・腱を露出していくのにも

なかなか一苦労の場所です

(やってみたけど、大変でしたよ)

 

 

 

皮膚と脂肪のくっつきかたも

他の部分と違いかなり密構造です

なので、とても安定している組織とも言えますね^^

 

 

ということは頼り甲斐のある

安定性のある、軸ある、信頼できるやーつ

でしょうか

 

逆に頼られすぎる、なんでも引き受けちゃうやーつ

にもなりやすいでしょうか

 

 

犠牲にもなりやすい、かもしれませんねぇ

 

 

 

診断名はニックネーム

 

 

診断名は すべて 

あなたについた ニックネーム

(と考えると、病名もかわいいでしょ💕)

 

 

 

ジャイアンに似てるキャラだから「ジャイアン」

って名付けられるような・・・(ちがうかw)

 

 

棒みたいにしか動けないから

「棒人間」って言われるような・・・(なんか違うw)

 

 

 

ま、なんにせよ(諦めたw 例を出す能力が欲しい・・w

 

そのキャラの濃い場所

光のたくさん当たっている場所

 

 

陰陽で言うところの 「陽の場所」にあたります

 

 

 

痛みが出るところは明るみに当たっているところ

 

 

 

あなたの身体のなかで

今「足の裏だけが頑張ってくれたんですね💕」

という、なんとも愛おしい状態です^^

 

 

 

足関節以外にも関節(動く場所)はあるはず

 

 

ちなみに足にはどれだけの関節があるでしょうか・・・

 

 

脚のなかにある関節といえば・・・

股関節・・・膝・・・・があるけど・・・

機能的に全滅したんかな・・・

 

 

ショック吸収してくれる背骨さんは

全滅したんかな・・・

 

 

ていうか、足首でもがんばれなくなったから・・・

今度は足の裏しかなくなったんかね・・・

 

 

 

あら?

関節全部機能破綻??

あら、大変.

 

 

となると 「足裏」 しかないから・・・か

 

 

 

ってなもんでしょうか.

 

 

 

なぜなら

人間は楽な場所しか動かないという

物理的構造を持っているからです

 

 

 

ボディワークでアプローチ

 

 

ワークはいつも通り

「身体の陰になっているところ」へのアプローチです

 

 

 

言葉を変えれば

「気づきのないところへのアプローチ」

「使っていないところへのアプローチ」

となります^^

 

 

 

特に足底腱膜炎の人は

呼吸の機能障害と関連していることを知っているので

呼吸機能、背骨の機能との関連を必ずみていきます^^

 

 

 

ちなみに、一般的に足底腱膜炎の人に対してやることは

「安静」と「運動量の軽減」

そして

「湿布」を貼って炎症が治るのを待つのと

「足底板・インソール」を作らされるくらいです。笑

(いいかたw)

 

 

 

簡単ですよね.

 

 

 

炎ってついている診断名ですから

「炎症」が落ち着くまで放っておけば

「痛みは引きます」

が、その火種はなんにも変わっていませんので

足底腱膜炎は、何度も再発します♪

(はやくその原因にきづけーーーとばかりに)

 

 

 

呼吸と背骨

 

先日こられた方は 仕事が 看護師

 

 

まだまだコロナちゃんのおかげで

フェイスシールドやマスクやらたくさんつけてますので

”呼吸”の制約が強く感じました

 

 

ちなみに、初回の時点で

「呼吸がうまくできないと、足の裏の痛みは強くなるんです」

と、正解だけ渡しておきました

 

 

 

不思議ですが過去数百人以上みてきたなかで思うのが

「足底腱膜炎は呼吸のトラブルによっておこる」ことは間違いなさそうです

 

 

 

本人からも

「人と喋っているときのほうがなんか楽なんです」

というコメントももらいました

 

 

ふしぎですねぇ。

どう足の裏と関連するんでしょう

 

 

 

普段から何気なくしすぎていて有り難さが全然身に染みていない ”呼吸” 

とはいえ、数分と我慢できない ”呼吸”

声を出していると必ずしている ”呼吸”

意識すら向けたことがないのが普通な ”呼吸”

どう動いているのかまったくわからない ”呼吸”

吸うのか?吐くのか? 謎の多い ”呼吸”

寝ていて意識がなくてもしてくれている ”呼吸”

 

 

 

 

呼吸ってわかっているようで

何も知らない運動・動作の一つです

 

 

固定観念・前提条件と呼吸

 

 

彼女については

ストレスも数多くあることですし、

 

 

我慢していることが”前提”になっていて

快適に呼吸ができていないことは

周りからみると明らかでした

 

 

本人からみたら我慢しているつもりはない

かもしれませんが

ワタシからすると「我慢の塊」です笑

 

 

 

性格的も

「しっかりと」

「ちゃんと」

というキーワードが毎日の生活の中で出てきている方です

 

 

 

その分、どうしても「自由さ」という快適さからは

かけ離れていくかも知れません

 

 

その日々の言葉の使い方は

やはり人生を作っていくんですねぇ

最近、身に染みて思います

 

 

 

だからこそまずはわかりやすく

肉体からみていきましょう 

ということで

アプローチをしていきます^^

 

 

 

何をするのか?

 

 

ちゃんと脳に刻んでいきたいので

ワタシがほぐすことはしません

 

 

とにかく動きます

そして、休みます

 

 

別にそんなに難しいことをするわけじゃないです

 

 

 

丸くなる

伸びる

押す

引く

吸う

吐く

 

 

 

その組み合わせがほとんどです

 

(ガーーン、ってなくらい、背骨が棒w)

(歩いていても足の裏まですべてが棒!

 

 

 

そんなシンプルな動きをしながら

どうやって動いているかを確認していきます

 

 

 

仰向けだったり

四つ這いだったり

横向きで寝たり

 

 

 

人間は中枢神経系によって動く

 

 

我々はCentral Nervous System:中枢神経系によって

動かされています.

 

 

脳と脊髄

 

 

これらに働きかけない運動は

運動学習されていきませんから

そこの根本に働きかけることをしていきます

 

 

 

それに大切なのが

想像することと休むこと

なんです

 

 

 

なので、実は動かなくてもいいんですが

人間は、はっきりしているほうがわかりやすいし

やった感がある程度あるほうが納得してくれるので動きます

 

 

 

その想像と実際が一致しているかを確認しきています

 

 

 

寝た後に、立ち上がって足をついたとき

足の裏が緊張してしまいます

それで、朝痛みがあったりすることがあるわけですが

 

 

 

レッスン中、どんだけ寝ても

痛みは出てきません

 

 

 

もうおわかりですね

 

 

 

寝ているから痛くなるわけではなく

緊張した状態で寝ているから痛みが出ているだけなのです

 

 

 

「いやー、こんなだらだら歩けたの久しぶりだわ!」

(かいてき〜〜〜💕)

 

 

 

なんていいながら

ずっとスタジオの中を歩いていました。

 

 

 

「おかしぃなぁ・・・あんなに痛かったのになぁ」

と言う人がいるw

 

「実は痛かったほうがいいんか?」

みたいな発言をよくしてしまいます。笑

 

 

 

ただ喜べばいいんですよー♪笑

 

 

 

不思議ですねぇ

 

 

 

足の裏にはなんにもしていないのに・・・

 

 

(まるくなれてる〜♪)

 

 

すべての状態を喜ぶべきなのです

 

 

痛みが出てくれたことは

今何かをすべきチャンスをいただいただけです^^

 

 

 

足底腱膜炎になれたワタシを見直したい人は

ぜひ一度ヨガセラに遊びに来てください^^

 

 

お茶

 

お茶飲みながら

自分の体について考えてみる贅沢な時間

過ごしてみませんか?^^

 

 

 

 

 

最後まで読んでくれて

ありがとうございます。

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    この記事を書いた人

    白浜芳幸

    1982年生まれ札幌在住. 2012年より北海道セラピスト研究会に参加し理事・講師として活動. 理学療法士、作業療法士などの現場で働くプロを指導. 同時に各地で年間50本近くワークショップを開講. 2018年よりコンディショニングスタジオヨガセラ開設. 本来の人間の”生き方”と”考え方”を手に入れるためのツールになる”ボディワーク”と”ヨガ”を各地で伝え続ける.

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