YOGA THERA

いうことを聞かない時の拷問・罰


拷問を与えるような指導はどうかと思う

 

 

 

「これだけ言ってもわからないから、これくらいやらないとダメだろ。」

 

 

 

そう、言われたことがある。

 

 

 

本当だろうか。

単に、その指導者の伝える力がないだけじゃないだろうか。

 

 

 

その未熟さをみせたくないがために

拷問を与えただけじゃないだろうか。

 

 

 

痛みを持ってわからせる

 

 

 

一つの手段ではある

 

 

 

しかし、それで日々の生活に活きるだけの指導・学びになるのだろうか

 

 

 

言っても聞かないから痛みを与える

それが続くと

「言ってもわからないから、最初から攻撃をする」

しいては

「無条件に攻撃する」という習慣化にすらなりかねない

 

 

 

そんなことをふと思い出す。

 

 

 

厳しいことを厳しいことばで伝えるのは簡単だ

 

 

 

それによってついてくる人もいれば

それをきっかけに離れる人もいる

 

 

 

それもまたどちらを選んでもよいのだ

 

 

 

「あり方」とはそれぞれである

 

 

 

常に考えてみる

 

 

 

どうあることがより良いのか

 

 

 

正解という言葉でいうとずれてしまうが

「より良い方向」へのガイドを正解とするならば

常に正解はある

 

 

 

その人その人

個人の経験値によって

その選択肢は違う

 

 

 

生きてきた長さというよりは

生きてきた中で考え、実践してきたことの経験値

経験しただけじゃなく、その経験をどう内省し今に活かして生きてきたか

 

 

 

考える・学問を学ぶのが好きな人は多いが

指導者からのフィードバックをもらわずに進んでいることが多い

 

 

 

「よい結果かどうか」

 

 

 

多角的にそれを考えるためには

常に自分のコンフォートゾーンを超えた理解を進めていかなくてはならない

 

 

 

今生きてきた中で十分我々は

快適に感じてしまうから、これが難しい

 

 

 

できていると思ってできていないのがほとんどであり

わかっていると思ってわかっていないことばかりだ

 

 

 

「偉くなるな」

 

 

 

どこかで聞いた言葉が

なんだか響いた午後でした

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

白浜芳幸

1982年生まれ札幌在住. 2012年より北海道セラピスト研究会に参加し理事・講師として活動. 理学療法士、作業療法士などの現場で働くプロを指導. 同時に各地で年間50本近くワークショップを開講. 2018年よりコンディショニングスタジオヨガセラ開設. 本来の人間の”生き方”と”考え方”を手に入れるためのツールになる”ボディワーク”と”ヨガ”を各地で伝え続ける.

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