リハビリテーション・運動療法・”ちゃんとすること”
ヨガセラについてボディワークメンタル・心理・コーチングコラムHama
セミナー中にちょっとお話してみました
「働くっていうこと/ちゃんとする、とは」について (動画は下に^^)
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リハビリテーション科 には
作業療法士
理学療法士
言語聴覚士
時に、柔道整復師
この辺りが職種としては勤務していることがあります
作業療法士は、
発祥が、精神科になりますので、
現在の病院の役割では
精神機能の評価ができたり、
高次脳機能障害へのアプローチを主に得意としています
そして整形外科では、上肢、指を使う細やかな部分へのリハビリを
担当していることが多くあります
理学療法士は
発祥が、障害からの回復、運動機能を中心とした部分だったので
整形外科・脳神経外科になります.
現在もその分野での活動が多くあります
そして作業・理学ともに
高齢者から小児分野まで
そして病気についてもかなり多岐にわたり
対応している専門家が各分野にいます
とはいえ、学校でどこを学ぶかといえば
これは難しい話で
学校はあくまで「試験に受かるための学び場」になりますので
学校の授業だけでは世の中には出られません.
これはどの分野も一緒ですね.
美容師の学校を出たところで、
素敵な紙のセットやシャンプーが上手だったり
最新のパーマを知っている、カラーについて詳しい・・・
わけではないですよね.
今の時代の”学校”というのは
名称をもらいに行く場所
という立場だと理解しています
作業療法士、理学療法士という仕事ができるようになるための
国家資格を受験することができる権利
が、学校に行くと、手に入ります.
なので、試験に受からなかったら
”ただの人”なんて皮肉めいて言われます。笑
ウカッテヨカッタ笑
で、その後の卒後教育というのが
どれくらいあるかというと、
北海道はまだいいほうで、3年目くらいまでは
新人教育というプランがあって
それにいくシステムがありました
その後は、
各専門分野について学ぶことを推奨されていて
整形外科などの運動系、
脳神経外科などの方向、
あとは呼吸器、消化器などの内科関係
心臓のリハビリテーションを中心とした分野など
そして小児部門 など
各分野に分かれています
とはいえよく考えると 当たり前なんですが
”全部人間”なんです
だから、その根本になる”発育”という部分を考えた概念を
北海道セラピスト研究会ではお伝えして、
全人類に共通する運動提案の方法を
Clinical Bodyworkという名前でコースで学んでいます
どうしても、医療者は
患者を見る時、人より先に「診断名」をみます
あー、OA(変形性関節症)の患者ね
あー、圧迫骨折ね
あー、COPDね(慢性閉塞性肺疾患)
あー、心筋梗塞ね
あーー
あくまで、その病名が名前であるかのように・・・笑
なので、どんな病気だったかは覚えているけど
名前が思い出せない・・なんてことも
あるあるかと思います。汗
(その節は失礼しました・・)
人をみているようで
あまり人をみていない先生、スタッフが多いことも
働いていて思っていました
だから、結果がでないのでは・・・
患者さんがよくならないのでは・・・
そう思うこともありました
その根本にいろいろと考えることがあり、
セミナー中に、いろんな話をするのですが
今回のセミナー中に
「はたらくって」という話と
「普段から何気なく使う”ちゃんと”という言葉」が出ました
それについてちょっと動画をのせたので
もし、よければご覧くださいませ^^
5年目以下のリハビリの先生には
みんなにみてもらいたいなぁと思うような話です
働くのがしんどくなる前に・・・
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