YOGA THERA

便利がゆえの”機能低下”


気づきのレッスンの中でもらった一言があります。

 

 

車の運転での場面

「バックをする時に、前側をつぶけないようにするために前方に注意をしていて、

 後ろに注意を向けていなかった。」

それで、後ろにある車にぶつかったそうな。

 

 

 

読んでいて、違和感がありました。

 

 

 

後ろにいきたいのに

前を気にして

後ろにあるものにぶつかる

 

 

 

 

・・・・ん?笑

 

 

 

目的はなんだったかな。笑

 

 

 

バックが苦手な人は多いですね。

 

 

 

ぶつからない様にするためには

・そもそも最初に車の後ろになにが、どれくらいの距離にあるか見ておく

 そしてイメージしておく

・左から振り向いて後ろを見ながら運転する

・ドアを開けて右後方を確認する

・サイドミラーで見る

・バックミラーで確認する

 

 

 

これらが視覚的な基本でしょうか

 

 

 

あとは身体感覚で

どれだけタイヤの感覚がとれるか

それを通して ボディイメージがとれるか

など

 

 

注目すべきポイントはたくさんあると思います。

 

 

 

結局、視覚だけではなく

全身を使っているのだという意識を持てるかどうか

 

 

 

ボディワークは

ゆっくりとそんなことも教えてくれます

 

 

 

普段からよくやる

「振り向く動作」の確認

 

 

 

まさにこれは

運転のバックと直結する動作ではありますが

車のシートに座っているというのは

いろんな制約が大きくなっています。

 

 

 

ハンドルを持っている

シートベルトがある

シートに身体が固定されている

足が前に投げ出された感じになる

シートの背中のはまり具合

空間全体の狭さ、縦、よこ

 

 

 

 

制約が大きければ大きいほど

我々の身体にある動きの可能性

手段が試されます

 

 

 

そして今や バックモニターでいける時代ですから・・・

 

 

 

我々の身体機能は低下するばかり。

 

 

 

いやはや、

最新の技術は

我々の身体機能を低下させてくれるものばかりですね。

 

 

 

それはそれで、理解しておくことが大切かと思います。

 

 

 

最新のホンダテクノロジーは

なかなか快適ですけどね。笑

 

 

 

この”楽”は

脳をア〇にする”快適”であって

”最適”じゃないです。笑

 

 

 

何事も「わかって使うこと」

 

 

 

では^^

 

 

 

この記事を書いた人

白浜芳幸

1982年生まれ札幌在住. 2012年より北海道セラピスト研究会に参加し理事・講師として活動. 理学療法士、作業療法士などの現場で働くプロを指導. 同時に各地で年間50本近くワークショップを開講. 2018年よりコンディショニングスタジオヨガセラ開設. 本来の人間の”生き方”と”考え方”を手に入れるためのツールになる”ボディワーク”と”ヨガ”を各地で伝え続ける.

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