西洋医学にある”病名”の愛のなさ
妊娠できる体か、診てもらいにいった。
すると、黄体ホルモンの値が非常に低いと血液データでわかる。
診断名 黄体機能不全
なにやらその聞いたこともない診断名を言い渡されることになった女性。
あまりにその深刻さもわからないまま
「とりあえず、次回また検査して、それでもダメなら薬で様子を見ましょう」
その間、
彼女は友達の紹介でここに辿り着く。
彼女から問診をしました。
問診、脈診、舌診、触診、身体機能評価・・
いろいろ聞いていて
「そもそも・・・」というところに気づく。
幼少期から身体が弱かった、というタイプでもないが
一人っ子で、あまり甘えることができず育った彼女。
何かと人目を気にして、率先して行動してしまうタイプ。
そして、行動できてしまうタイプ。
比較的頭も良く、スムーズにこなせる。
が、ゆえ、委ねる、甘えるができなくなっていく。
そんな真面目な生活から公務員という仕事を必然として選んでいったのかもしれません。
しっかり仕事を請け負ってくれそうなその安心感は
働く側からしたらとても有益で「能力」としか言いようがありません。
しかし、その交感神経興奮状態はあまりにいろんなストレスを招きます。
もともと思考と行動の循環ができていたのであれば、
あれほどまでに肩こりが常時起こることもなさそうです。
身体をみても
自律神経の根本と言える足部、下肢、股関節の機能が
非常に低下しておりました。
そもそも「生き生きと生きている身体へ」
あらゆる説明の中で
彼女に興味を示してもらいながら
「快適な体とはなにか」
「子どもができるとはなにか」
ゆっくり考えてもらう時間としました。
2時間ほどの時間でしたが、
いろいろと考えてもらうには良い時間だったかもしれません。
「子作り」を目的にして行動するのはやめなさい。
他の仲間たちにも何度も言ってきた言葉です。
子作りを目的にした行動は
どちらか、もしくは、どちらをも傷つけます。
やりたくもないタイミングでするSEX
数字だけをみられて行うSEX
なにそれ?
精子の数がどうのこうの
卵子の数がどうのこうの
排卵のタイミングがどうのこうの
夫婦生活は 数字の中で 何かに合わせて生きるものでしょうか。
そもそも、いろいろ前提がおかしい。
「子作りを目的にして 生活するのをやめなさい」
仲睦まじく
本来の夫婦生活
男女でよりよく生きるその生き方をしていけるなら
お互いが、お互いを認め合っていけるなら
夫婦生活は勝手についてくるもの。
その家庭の中での会話を楽しみませんか。
喧嘩もふくめ言い争いも含め、仲直りも含め。
成長していく前提での、会話を楽しみませんか。
ただ何の目的もなく雑談をする
ただそこにいる
そんな時間も大切で
大切なことを言い合える
大切なことを気軽に伝える
そんな一つ一つがよりよく生きるためには大切になります。
若い頃にはなかなか見えてこないものかもしれませんが、
できるだけ早くのうちからそれをわかるためにも
大人たち自身がそれを知って
見本となる行動をしておくこと
親がそんな関係性であれば、
子供達はそれをみて
そんな素敵な関係性を気づけるパートナーを見つける目で、
相手を探せるのではないでしょうか。
子供にどうのこうのいう必要はなく
何よりも
「あなた自身を成長させなさい」
その一言に尽きる、と思って
毎日過ごしています^^
我々の仲間たちの
子作りをやめた夫婦はみな子供を授かってます。
手段を目的にしないこと
大切な原理原則です。
黄体機能不全
(そもそも”不全”だから 病名ではなく”状態”です)
東洋の思想から考えれば
やることが多々あります
さぁ、結果が楽しみです。
もうかなりのプランが立ちましたので
のんびりやらせてもらいます。
(病名で、本当に病名として言えるのは 世の中では 糖尿病 くらいですよ)
(あとは、ほとんどが状態です)
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