YOGA THERA

「イマ!」っていう瞬間を逃すな!


「きたっ!!」

 

 

魚がハリにひっかかったときのような

その瞬間的な場面があります

 

 

 

レッスンをしていても

「あ。」

という瞬間的に「場」が変わる瞬間をよく経験します。

 

 

 

これが多く経験できるようになったとき、

指導者としてはなにかレベルが上がったなと思うことができるのですが

なかなかそのタイミングを掴むことができません

 

 

 

いろいろ理由はあると思います。

 

 

 

例えば、

「その瞬間を見逃している」ということ

もしくは

「ちょうどよい運動設定ができていない」ということ

 

 

 

この運動負荷の設定がなかなか難しくて

こちらとしては簡単だろう、と思っていても

相手にとっては非常に難しいレベルを要求してることが多々あります

 

 

 

朝、ふと思ったのですが、

「とある先生から受けていたヨガのポーズは、

 きっとあのままやっていてもイマの私には慣れなかっただろうな」と

思ったのです

 

 

 

背骨をそらしたり、丸めたりする

キャットアンドカウ(Vyagharaxana)一つにしてもそうですが

これ、ただ繰り返していても

全然うまくならないのです。

 

 

 

ただやることは時間の無駄

 

 

 

背骨が床についてない状態で

私たちは背骨への意識が向かないからです。

 

 

 

四つ葉いになって床についているところは

両手、両膝の4点ですね

 

 

 

そこが地球からの情報をもらえる場所で

固有感覚受容器はそこから脳に情報を送ります。

 

 

 

なので、「背骨からの情報は他のポジションでどれだけ手に入れたか」の情報が

ベースになり、手足からの情報はあくまで「補助」的な役割でしか機能しません。

 

 

 

身体ついて考えるベースを手に入れておいてよかった。

 

 

 

効率よく身体を変化させることができるようになったなぁ

と、朝起きて歩き出してからふと思ったのです

(どんな朝だ笑)

 

 

 

変化が楽しい

そう思わせてくれる道につれてきてくれたことに

感謝してる日々

 

 

 

そんな毎日、身体の変化を感じているワタシ、白浜です。

 

 

 

 

今朝、子供と話していました。

 

 

「ワタシ、わかるよ。」

テレビをみながら、一言言いました。

 

 

 

テレビに映るのは

本物のカップと、紙に書いたとても上手なカップの絵。

 

 

 

 

どっちが本物でしょう という絵です。

 

 

 

「ワタシ、わかるよ。」

 

 

 

いやいや、どう考えてもみてもわかりません。

その絵がとても上手なので、

判断がつきません。

陰影の感じ

そもそものカップの質感が上手に描かれていました

 

 

「わかるよ。」

 

 

 

嘘です。

 

 

 

この発言に何の価値もありません。

 

 

 

そうやって、こどものころに何かと比較して

「わたしのほうがすごい」

「どう、わたし、こんなにわかってるの」

と、見栄を張ることでずっと生活していたら

いつ正直に伝えるということができるようになるのでしょうか

相手と本心で向き合うということがいつになったらできるのでしょうか

 

 

 

その見栄で近づいてきてくれる人より

離れていく人の方が圧倒的に多いのは明らか

 

 

 

朝から、子供とコーチングです。笑

 

 

 

「それ、どんな思いで言った?」

「誰に向けて言った? その言葉の意味わかってる?」

「それ、どんな思いで言った言葉かわかる?」

「本当にわかった?」

「それ聞いて、周りの友達どう思うと思う?」

 

 

 

彼女はしゅんとします。

そして、何かを反省します。

 

 

 

で、「ぱっ」と表情が変わりました。

 

 

 

次、その「わたしできるもん!」が出てくるとき

楽しみだなと思った朝でした^^

 

 

 

 

今日も良き1日を楽しも^^

この記事を書いた人

白浜芳幸

1982年生まれ札幌在住. 2012年より北海道セラピスト研究会に参加し理事・講師として活動. 理学療法士、作業療法士などの現場で働くプロを指導. 同時に各地で年間50本近くワークショップを開講. 2018年よりコンディショニングスタジオヨガセラ開設. 本来の人間の”生き方”と”考え方”を手に入れるためのツールになる”ボディワーク”と”ヨガ”を各地で伝え続ける.

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