YOGA THERA

いろんな人がいるんだ、ってこと。


人間観察するためのツールをいま学び中なのですが

改めて人間について思うことがあります。

 

 

 

「いろんな人間がいる」ということ。

 

 

 

知っていました。わかってますよ。

でも、また違った視点でみえるようになったのです。

 

 

 

誰一人として同じ人はおらず

同じ考え方になることはない。

どうしてそうなるのか、と思うこともあるでしょうが、

相手もあなたに対して同じように思っています。

だって「そう思ってしまう」んだもの。

 

 

 


 

 

とある人は

「もっと自分のために生きていい」という。

 

とある人は

「もっと他人のために生きたらいい」という。

 

 

 

その言葉の裏側にどんな意味合いがあるかを考えずに

表面的なことばを 読んでしまうと

またみんなそれぞれ解釈が間違ってしまうが、

 

 

 

表現として出ている言葉は

あくまで「表面的なもの」であることを忘れないようにしたい。

 

 

 

大切なのはその”裏側にある意味”です。

 

 

 

どんな意味でいったんだろう。

 

 

 

「もっと、自分のために生きていい」って言っている人は

ずっと、他人軸で行きすぎて

誰かの評価がないと自分の価値が見出せない、、と思っていたかもしれません。

常に人の目をみて生きてきた会社員をやってきたのかもしれません。

家族の言われたままにやってきて、自分という表現をしたことがない人だったから

そんな言葉ができてのかもしれません。

そもそも”自分”というものについて考えたことがない自分だったから

改めて自分を発見していこう、

そもそも自分が何が好きなのか

自分とはどんな生き物なのかを

もっともっと考える時間を作ろう!と言っているのかもしれない。

 

 

 

「もっと他人のために生きたらいい」って言っている人は

やることを見つけられずにいる人にとりあえず伝えたいメッセージかもしれない。

自分の価値を全く見つけられずにいる誰かに、まずは生きる目的を見つけて欲しいから、

というメッセージかもしれない。

”他人”が喜ぶことをしていたら、必ずあなたの”やりたいこと”が見つかってくるよ

なんていうメッセージかもしれない。

 

 

 

 


 

人によっては

「やりたいことが見つからない」という人は多い。

 

 

 

とある分類6パターンのうち

「やりたいこと」が最初から持っているタイプの人は

1パターンしかない。(もしくは2パターン)

 

 

 

 

その人は、

小さい頃からなにか夢見るものがあったり

これになりたい!と思っていたり

0から1を作れるタイプの人がいます。

 

 

 

私はそのパターンじゃないので、

まずは社会にでました。

病院というちょっと社会性のない人たちの集まりでしたが(笑)

 

 

 

何かをしていく中で

「これがいい!」

「これをやってみたい!」

「こんなものに興味が出てきた!」と湧いてくるのです。

 

 

 

つまりは”モデルが必要なタイプ”がいるんです。

受け継いでいくタイプ。

もしくは、受け継いだものから”よりよくしていくタイプ”

もしくは、受け継ぎながら、変化していくタイプ。

受け継ぎながら、まとめ上げていくタイプ。

などなど。

 

 

 

ワタシの病院で働いた目的は

スキルを学ぶため。

 

 

 

「できるやつでありたい」という思いはかなりあったように思います。

 

 

 

 

「能力をあげたい」

「できる人間になる」

という目的があった。

 

 

 

それをクリアする目的だったから

変な上司がいようが関係なかった。

 

 

 

 

働いている時、

ピラティスとか自己啓発とかそんなセミナーに行き始めた頃

朝の朝礼で

「病院の内容に準じていない学習会にいくものは認めません。」と大っぴらに私のことを否定されても

笑っていられました。

「あ、俺のこと?」ってね。

(あれから、研修会参加の規定が、小難しくなったそうです笑)

 

 

相当面倒な職員の一人だったに違いない。

一般常識から外れていく星のようです。わたしは。

今思えば、いろいろ納得。

 

 

 

「今あるものに、120%生きる」

という生き方があります。

 

 

 

選んだものを否定せず、とりあえずやり抜く。

 

 

 

やる前から文句・言いをしたり

やりながらすぐ違う言い訳をしたりするものです。

 

 

 

最初から「これをやりたい!」とならない人がほとんどであることをまずは

理解しておきましょう。

 

 

 

夢がある!

という人は、少ないんです。

 

 

 

 

そして、そんな最初から夢も希望も持たなかった人は

必ず「今やっているもの」のなかから

今後、何かが見つかっていくのです。

しかも、若いうちにそれが見つかることは”ほぼない”らしいです。

 

 

 

40過ぎ。

今、目の前にあるものは

とても楽しくやっていますし

やりがいのある仕事ばかりですが

これがどこまで続くかも、正直わからないわけです。

 

 

 

 

今回の触診のコースも

バライティーに富んでいて最高です。

また一つよきチームになります。

 

 

 

 

 

今あるものにはちゃんと向き合っておく。

 

 

 

自分にも。

家族にも。

仕事にも。

社会にも。

パートナーにも。

 

 

 

やれることは全部やる。

 

 

 

そうすれば

「自分のために」とか

「他人のために」とか

そんな表面的な言葉は

すべて網羅した生き方になっているのではないでしょうか。

 

 

 

あなたのなかにその”本来の意味”をもった 言葉が出てくれば

いろんな人の ”表面的な言葉”が また一つ

感じられるようになるのかもしれません。

 

 

 

 

自分のためでもあり

他人のためでもある仕事じゃないと

そこに”やり甲斐”が生まれませんから^^

 

 

 

 

今日はここまで^^

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

白浜芳幸

1982年生まれ札幌在住. 2012年より北海道セラピスト研究会に参加し理事・講師として活動. 理学療法士、作業療法士などの現場で働くプロを指導. 同時に各地で年間50本近くワークショップを開講. 2018年よりコンディショニングスタジオヨガセラ開設. 本来の人間の”生き方”と”考え方”を手に入れるためのツールになる”ボディワーク”と”ヨガ”を各地で伝え続ける.

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