”不意の一言”に何を思うか
「マラケッシュの・・・・」
そうです!
よく覚えてましたね!
思い返せば2、3年前くらい。
初めて、とある店舗の前を通った時のこと。
一度通り過ぎたのですが、
なんとも惹かれる匂いに立ち戻って
その匂いに釣られて戻っていったんです。
そしたら、背の高いすらっとした
アジアンビューティなーな女性が一人。
その素敵な店員さんに聞いてみたなんです。
「この、今メインで使っている匂いってどの香水ですか?」
私のあるく数分前に香り付けしたみたいで
ものすごい印象を放っていました。
それからこのお店のファンになったのですが、
それから数年後の先日。
「マラケッシュの・・・」
よく覚えてましたね!
びっくりしました。
お客さん一人が、どの香りを買ったか、を覚えてるなんて。
ものすごい商品数ですから
そんなことあるのか、と思いましたが、
改めて、出会った時のことを話したら
「そうでしたね。その会話、覚えてます!」と言う話になって。
人はストーリーで記憶する
その素敵な店員さんとの出会いは
とても素敵な出会いでした。
ロングヘアーだった彼女が
ボブくらいになっていたのと眼鏡をかけてたので
全然印象が違ったので
一瞬違う人かと思いましたが
会話で思い出せました。
その店員さんは今後、京都店に移動するとのこと。
今度、京都店いったら会いに行かないと、ですね^^
「覚えてくれている」というのは
サービス業のなかで
とても大切な一つの要素、になると思っています。
全国各地にこの店舗はありますが
どの店舗の店員も感じがよく
人当たりがいい人ばかりです。
どうやったらあんな”感じの良さ”を出しながら
働けるんですかね。
全国展開しているお店であのクオリティを保てることは
すごいことだと思っています。
とあるマッサージ屋さん。
結構、気に入っている担当者が二人いました。
(毎回、ランダムにした選べないお店です)
たまたま、ベテランの気に入っている人が担当してくれたのですが
その時は私の問題なのか、相手の問題なのか
なんだか「心地よい」を感じなかったのです。
最初の一言から
アプローチから
一つ一つへの手技の細やかさから
丁寧さというか執着というか
学習会でいう
「職人魂を出すな」と言う話もそうですが
身体にアプローチをかけるときに
一部のこりや張り感を見つけた時に
マッサージをメインとする人は
その一部を丁寧にほぐし切るまで次にいかない傾向性がありますが
よく考えたらわかります。
一部のこり、張りは
全体の中の一部に過ぎません。
ものすごく凝っていたととしても
全体をバランスよくやった方がいいんです。
その時の彼女は違いました。
なんだか、一部にこだわってくるんです。
「今日はずいぶんアプローチが違うなぁ・・」
そう思いながら
経験として何も言わず受けてました。
しかし、なんだか”腹立ってきた”んです。
セラピーうけて、腹立つ。
不思議な感覚でした。
熱が循環してきて、結構暑くて。
でも熱を発散できる状態でもなくて
そわそわそわそわ・・・
いらいらいらいら・・・・
あああああああ!!!
ってなったんです。
(過去にも一度あって、今回が2回目)
それからしばらくいってなかったですが
今度は、もう一人の推しの店員から
「次いついらしてくれますか?」と
いかにも、の雰囲気でメッセージが来たのです。
シンプルに忙して時間がないので
行く時間がないのですが、
「押し売りメッセージ」ほど
ひかれる(はなれる)ものもないな、と
学びになる時間となりました。
いいと思った人が、いいと思った人に伝えてくれる。
広がりは大きなものにはならないかもしれませんが
いちばん確実で、
いちばん暖かい関わりに思っています。
にしても我々のサービス形態は難しいですね。
キャンペーン広告から入って上手に展開できたら
すごいもんだなぁと思います。
スタジオにもたくさんの初回体験!とかキャンペーン!とかの広告が来ます。
どの方法にしても
”丁寧”に
”あたたかく”向き合っていくことが
そして自分が安心して腹側でいられることを
続けていくしかないのかもしれません。
流行という”一時的なもの”で終わらないようにするには。
日々、考えていかないといけない一つのテーマです。
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